スリットローター






久々に少々金の掛かったネタ、車高調以来になる。
経験のある方も居ると思うが、マーチのブレーキは少々ヤンチャな走りをすると直ぐに真っ赤になりフェードしてしまう。 (´ヘ`;) う〜ん・・・
フェードを繰り返し何回もしていた為ディスクが歪んで不快な振動が足に感じる様になってしまった。 Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ〜ん!
そもそも、走りに耐え切れる様な高性能なブレーキを装備している車では無いので仕方の無い事ではある。
だが、そこで諦め切れないのが私のサガなのでブレーキの強化を実行した。(只の悪あがきとも言う)

とにかく出来るだけ金が掛からない方法で満足(妥協出来る範囲)の行くブレーキに仕上げるのを目標に今回は重点を置いて計画をした。
まず、方法としてはいくつか考えられるので以下にメリットとデメリットを簡単にまとめた。

メリット デメリット
1 ロアアームごと後期の物に交換 オークション等で安く入手出来れば後期と同じブレーキ性能になる。 後期と同じにはなるが、バネ下重量が増える為、足のバタつき感が出てしまう。
2 ワンオフでキャリパー&ローター作成 性能的には確実に満足出来る物が手に入る。 金額的に現実的では無い上、消耗品等も(パット等)高くついてしまう。
3 Fパットを耐熱温度の高い物に交換 耐熱限界が上がるので限界は確実に上がる。 耐熱温度を超えてしまえばノーマルパットと同じ事になる上ブレーキ鳴きや温度が低い内は利きが少し悪い。
4 ディスクをスリット入りに交換 ブレーキ自体の利きに影響はあまり高くないが、高温時にパットから発生するガスを放出し易くする効果が有る。 ノーマルディスクより金額的に少し高くなるのと、クラックが入ってしまう可能性が高くなる上ゴリゴリした音が出る場合も有る。

簡単にでは有るが上にまとめてみた中で2は今回は問題外。
1.3.4.の組み合わせが性能的には一番良いのだがバネ下を重くしたく無い。
3.については、ここに書いて有るが既に0℃〜500℃の物を使用している。
後は残る4のディスク交換のみとなる。
パット交換だけでもかなりの変化は有ったがやはり小径ディスクの為、ローター温度的にまだ厳しいが。
小型・軽量な車が好きなので軽く出来る所は出来るだけ軽くしたいが為に重量増を嫌って今回私は、あえてスリットローターを選択したが運転の仕方や癖などで人それぞれ違うのでこれが万人に最適とは思わないのであくまでも参考程度に考えてほしい。

前振りが長くなってしまったのでそろそろ本題へ入ろうかと思う。
今回アフターパーツでスリットの有無を問わず前期マーチ用のフロントローターを探したが、私の探し方が悪いのかも知れないが見つからず。
純正品にスリット加工をしようかと考えていた時に社外品で純正同等の物が有ると解かり今回はそちらを試して見る事にした。
業界で言う所の社外新品と言う物で。
純正と比べて材質的に柔かいのか硬いのか解からないが、値段が安い。
もちろん材質が純正より柔かいなら減りは早いが利きは良くなるので柔かいに越した事はないのだがそれが解からない。
逆に純正より材質が硬くなってしまう可能性も5:5の確立で有る訳で賭けである。
賭け事は嫌いなのだが今回、値段的に魅力的な社外新品に賭ける事にした。
何しろ1枚6000円しないのだから・・・・
今回、会社で使っている業者に取り寄せと加工を依頼したのでどこで加工したのか解からないが、2週間後に届いた。

加工費は今回1枚5000円。
ローターは1枚約6000円。

パット25000円
計47000円
スリットの本数は片面6本で加工を依頼した。
油まみれで届くかと思っていたら意外ときれいな状態で届いた。
バリなども無く綺麗な加工状態で非常に好感触。
今まではプロジェクトミュウだったが、AXIS TypeR を使用する。
適正温度100℃〜600℃

メーカーサイト

http://www.axisworld.co.jp/

やっと取り付けに入る。

ここでブレーキパット等の交換については書いているので
今回ここでは省略する事にする。
キャリパーとパットを外せば前期のブレーキはローターを外すことが出来るようになる。
ご覧のとうりキャリパーサポートが邪魔しないのだ。
後は錆びているのでハブの所にCRCでもかけてからボルトの間をハンマーで叩けば簡単に外れる。
ローターが外れると何とも弱そうなハブが現れる。
今回は分解自体はここまでなのでパット交換出来るレベルの人であれば簡単だと思う。
後はローターを逆手順で組めばよいだけだ。
もちろんローターの脱脂は行うこと。

スリットの向きだが、画像右側が前なのだがまずはこの向きで付けて見た、時計回りで前すぼまりの方向だとブレーキフィーリングがマイルドになると言われているがはたして差が解かるのか不明だったので取り合えずこの向きで取り付けた。
逆に付けた場合、踏み初めからグッと効くフィーリングになるらしい。
ちなみに58000Km走行のディスクと新品の比較。
見た目で厚みが違うのが解かる。
元どうりにキャリパーとパットを取り付ければ交換終了。
作業自体は20分から30分程度で終わると思うが、確実な作業をしないと事故につながるのであしからず。
後日ローターを左右入れ替えたが違いの程は良く解からん。
ローター自体が小さいので見た目を期待して今回の加工を行ってもあまり目立ちません。
その上ブレーキ鳴きします。

ローター交換後は期待していたとうりに限界が上がった。
以前のようにローターが真っ赤になっても以前ほど利きが甘くならなくなった。
ただ、私は以前からブレーキフルードも純正より沸点の高いDOT4を使用しての事なので純正フルードのままで同じように効果が出るかは、解かりませんがスリット無しよりは、ましになるかもしれない。


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